みなさん、ナマステ。今回はインドのフリーランス事情について紹介していこうと思います。
インドと言えば、少し前に話題になったインド式掛け算などから数字に強いイメージがありますよね。
日本では小学校2年生で習う掛け算を、インドでは5歳から習い始めているなんて話も・・・
実際、インド人のエンジニアは多く、インドはIT大国なんて言われています。
そんなインドですが実はフリーランス大国でもあるようです。
日本以外のフリーランス事情を知ることで、みなさんのパラレルキャリアが一段と良いものになれば幸いです。
フリーランス統計データからわかること
![]()
出典:The iLabour Project (2017)Online Labour Index top 20 worker home countries, 1-6 July 2017
参考URL:http://ilabour.oii.ox.ac.uk/where-are-online-workers-located-the-international-division-of-digital-gig-work/
これはOxford Internet Instituteの、世界のオンラインワークが盛んな国を表した棒グラフです。
インドがずば抜けていますね。
このグラフから世界のオンラインワーカーの約25%がインド人であり、
そのうち、およそ半分がソフトウェア開発およびテクノロジーの仕事をしていることがわかります。
IT大国インド恐るべし。
インドも含めた上位6カ国に注目してみると、なんと6カ国中4カ国がアジアの国となっています。特に南アジアで盛んなようですね。
なぜインドには多いのか
それでは、なぜインドにはフリーランサーが多いのでしょうか。
大きな要因は2つあります。
第一に、アウトソーシングが国の主要な輸出の一部になっていることが挙げられます。
そのため、インドのフリーランサーは高い教育水準と専門知識を持ち、世界的に見ても高い競争力を誇っているのです。
次に、インド国内のインターネットユーザーの多さが挙げられます。
Global Noteによると、インドのインターネットユーザー数は約3億9000万人と、世界第2位の多さです。
近年急激にユーザー数が増えたことが、インドのIT・フリーランス産業に大きく影響していると考えられます。
また、家庭と仕事を両立したい女性や、専門職を辞めた人がフリーランスで活躍するという多様な働き方が浸透していることも関係しています。
インドから我々が学ぶこと
このようにフリーランス大国インドには、フリーランスが活躍しやすい要因が揃っています。
日本が少しでもインドに追いつくためには、
・IT関係だけに関わらず、自由に学びたいことを学ぶことができる場や機会
・専門的な知識を持った人たちが幅広く活躍できる制度づくり
この2つが必要になるでしょう。
制度が整い、もっとパラレルキャリアが実践しやすい世の中になればいいなと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。