好きなことでパラレルキャリアを始める「副業ライターという道」

パラレルキャリアを考えているかたで、「何をしたらいいのか分からない?」何が自分に向いているのか分からない?」と悩んだ経験はありませんか?

今回、ゲストとしてお呼びしたお2人も元々は、人脈も、ビジネス経験も、スキルもない。そんな中で出会った「ライティング」を会社員時代に副業としておこない、今では独立して本業の10倍以上を稼ぐまでに成長されました。

これからパラレルキャリアをはじめる方で、これといって特別なスキル経験もないという方は多いと思います。

そこで!今回のトークライブでは、ゲストの2人が 副業・パラキャリを始めたキッカケ ・働き方について ・時間の管理・お金について! などパラレルキャリアを実践されたお2人からリアルなお話をお伺いたいと思います。

2018年2月18日に開催したreer 〜パラレルキャリアトークライブ〜の内容から、「副業ライターという道」というテーマで紹介していきます。

本記事ではライターに特化したカタチではなく、パラレルキャリアを始めるすべての人にヒントとなる内容をピックアップしてまとめさせて頂いてます。

2名のパラレルキャリア実践者

今回、ゲストとしてお呼びしたのは2名の男性。お2人ともパラレルキャリアを経て今はライターとして独立されています。

藤本じょうせいさん


大学を卒業して、普通に正社員として働くものの、週6日勤務、1日12時間労働の毎日に絶望し、生きる意味を見失う。
うまく社会に適合することができず、昇進試験は落ち続け、貯金もほとんど貯まらない。そんな状態で妻の妊娠が発覚。
家族3人を守る経済力を身につけるために、人脈も経験も全くない状態から、コピーライターとして副業を開始。
初月からクライアントを獲得し、給料と同額の収入を確保する。その半年後に、本業の10倍近くの収入を稼ぎ出したことをキッカケに、
3年間勤めていた会社を退職し、26歳で独立起業を果たすことに成功。

旭 崇志さん


サラリーマン時代に過度のストレスから会社を辞めることを決意するが、自分の力で稼いでいけるようになるために、何をしたらいいのか、
わからない状態が半年間続いていた。
そんな時にあるセミナーで一人のコピーライターとの出会いから、自分もやってみたいと考え、1からコピーの書き方を教わり、知識も経験もない中、わずか3カ月で月7万円を稼ぐ体験をする。
自身もパラレルキャリアを3カ月間経験し、独立後、サラリーマン時代以上の給料を稼げるようになり、7カ月目には、1件30万円の案件も受注できるまで成長する。

モデレーター

今回のreerからよりパラレルキャリア実践者のリアルな部分を聞き出すため、一般社団法人UPの代表理事の山下大輔にモデレーターを勤めてもらいました。

山下 大輔

2007年大阪トヨタ自動車退社後起業。リサイクルショップ、ネイルサロンなどさまざまな事業を行いながら、2012年から一般社団法人UPの活動をスタート。UPを通して5年間で述べ200,000人以上の起業家とパラレルキャリア実践者の支援を行い、2015年には株式会社アプリクッキングを設立。IT、物販、サービスとさまざまな業界の知識とノウハウを持ち合わせている。

質問カードをご用意しました。

今回は12種類の質問カードをご用意しました。このカードの中から無茶振りの質問をどんどんお2人にしていきたいと思います。

それでは、早速質問していきたいと思います。

パラキャリをどう思う?

山下:まずは一番漠然とした質問からスタートしたいと思います。では、旭さんから。パラキャリをどう思う?

旭:そもそもパラレルキャリアって言葉は今日まで知らなかったんですが。2年前にサラリーマンをしながら3ヶ月間だけパラレルキャリアをおこなってました。その時は食品の商社に勤めていたんですが、その時感じたことが「一つの仕事をしている時より凄く充実していた」と感じましたね。

山下:なるほど、「一つのことをするより充実する」というのが印象に残りましたが…では、なぜ独立したんですか?

旭:当時は会社に1日10時間ぐらいいて、毎日残業は当たり前って生活をしている中で「なんで毎日出社してるのかな?」とふと、疑問に思ったんです。で、よくよく考えてみると”生活費のため”だったんですよね!そんな中パラキャリでライターのお仕事をしてたら最初の1ヶ月で7万円稼げたんです!!

その時、ライターを続ければ「会社の給料超せる!」って思って、生活費を稼ぐためなら好きなライターがいいと思って独立しました。

山下:じゃ今はライターだけで、パラキャリではないということですか?

旭:今は、ライターの師匠がいてるんですが、その方のセミナーのお手伝いをしてます。なので、プチパラレルキャリアですかね!?

山下:やっぱり色々やってる方が“充実”するの?

旭:充実っていうか…やっぱり自分が何に向いてるかってことは、やってみないと分からないと思うので、色々なことをやってみて経験して、本当にやりたいことを30歳ぐらいに見つかるといいな〜っと、漠然と思ってます。

なので充実というより、経験のために色々なことをやっています。

山下:僕が“充実”って言葉に反応したのは、僕は会社を経営しているので、社員がいるんですよ。社員にパラキャリをやれとは言わないんですが、単純にパラキャリをやったほうが充実するなら漠然とだけどいいなと思っていて、パラキャリをして充実したことによって本業は楽しくなったの?

旭:モチベーションは上がっていましたが、本業が好きになった訳ではなかったです。ただ、私生活全体は楽しくなってましたね。

例えば、会社で嫌なことがあってそのまま家に帰ったらブルーな気持ちで終わってしまうけど、ライターの仕事でお客さんに褒めてもらって、今日1日挽回するぞっ!て思えたりしてたんで、パラキャリすることでモチベーションは上がりますね。

山下:なるほど、ありがとうございます。じゃ藤本さんはパラキャリをどう思いますか?

藤本:僕もパラレルキャリアって言葉は最近知ったんですが、これ「昔の自分じゃん!」って思いましたね。当時は僕も同じ会社に3年半勤めていました。世の中には、色々な会社があると思いますが、自分が勤めていた会社は、価値観も思考もみんな一緒で、個性があまりなかったんです。そんな中、自分と違う人と関わって、新しい風を吹き込みたいと思っていたんです。そこで、コピーライターの仕事を始めて、だんだんお客さんも広がって行くうちに、自分の思考の幅もどんどん広がっていったので、刺激的というところでは凄く良かったですね。

山下:じゃ2人に共通していることは、ずっとやっている仕事とはまったく違うことに頭を使い出したことにより、毎日が刺激的になったと!

藤本:刺激的ですね!それまでは会社の為に自分を犠牲にするって考えかたで、サラリーマン時代に会社で褒められたり認められることもなかったんですけど、やっぱり副業でライターを始めてからは、自分の好きなこと、自分のスキルを活かした仕事に就けば認められるってこともあるんだなってところで充実感も感じていました。

山下:ありがとうございます。では、次のカードにいきたいと思います。

働き方改革についてどう思う?

山下:僕は年配のかたや経営者のかたと会う機会が多いんですが、まったく働き方改革に”ピン”と来てなくて、むしろ「今時の若いもんはもっと働け!」みたいな感じなんですよね。そんな中で20代の皆さんは働き方改革についてどう考えているのかを聞いてみたいと考えてます。「働き方改革」どう思いますか?

藤本:なかなか難しい質問ですね、僕もサラリーマン時代は、あまり考えたことがなかったんですが、会社ってみんな同じような考え方で特に何も考えず、同じことをひたすらやっているので、新しいことをやろうって気持ちにあまりならないと思うんですよ。

そんな中、僕はコピーライターをやっていたんで、例えば会社のホームページを作って情報発信したり、コンテンツで宣伝したりすれば、会社の事業の幅も広がると思うんですよ、そういう意味では、社員全員が副業を絶対やるほうが会社の業績も上がるんじゃないかな?って思うんですよね。

山下:なるほど、じゃみんなパラキャリやれよってことですね!(笑) 旭さんはどう思いますか?

旭:僕もサラリーマン時代は食品の会社に勤めていたんですが、食品の会社に勤めていたら食品のことしかできなくて。それが嫌で上司に新しいことを提案してみても「そんなことよりもっと働け」って言われるだけで、言われたことだけやるって状況が当たり前になっていくんですよ、だから、新しいこと始めたいけど、できないって思い込んでるんでる人は多いと思います。けど、副業を始めることで、新しいことはできないってブロックを外せたら、もっとみんなが働きやすい環境になるんじゃないかなとは思いますね。

山下:ありがとうございます。二人の話を聞いて僕が感じた部分は、“新しいことを学ぶ”ってところでした。ピーター・ドラッカーが21世紀に必要なスキルはたった一つって言ってるんですよ。

それが、新しいことを学ぶスキル”って言われてるんですよね、それ以外のスキルはすべて、時間とともにすたれるって言われてます。

21世紀に重要視される唯一のスキルは「新しいものを学ぶスキルである」それ以外はすべて時間と共にすたてゆく。

僕は結構これが腑に落ちたんですよ「新しいことを学ぶスキルっていうスキルか!」ってね。このスキルはどうすれば身につくんだろなっていつも考えてるんで、僕は新しいものがすごく好きで、すぐに触るしすぐにやるんです。どんどん新しいものを身につけないと若い子達と一緒に仕事ができなくなるし、今日生まれた人達は僕からするとiPhoneXなんですよ僕はiPhone6ぐらいかな?だからまったくもって勝ち目ないんですよ!スペックが違うから。でも僕がiPhoneXのこと理解しないと会話にならないと思ってるんです。僕がiPhoneXになることはないんですが、とにかく理解しないと!

だから新しいことを学ぶスキルはすごい重要で、今二人の話を聞いて感じたのは会社だけだとなかなか新しいスキルは学べなくて、パラキャリをやることでいろんな刺激が入ってくるんだなと改めて感じました。二人にとってはライターをやったことが、働き方改革にひもずいてるのかなと思いましたね。

では、次の質問カードに行きます。

お金について?

山下:お金についてどう考えてるか!?これはみなさん聞きたいと思います。では、藤本さん。

藤本:お金についての考え方は色々あると思うんですけど、「お金を稼いで裕福になろう」とか「家族を幸せにするために必要なもの」とかよくある考え方だと思うんですけど、それとは別の考え方をするとしたら、お金(収入)は信頼のレベルだと思うんですよね。

僕は結構お金は稼いでいて、年収1000万とか多い時には2000万近くまで稼いでいて、けど凄く稼いでいた時は自分のなかで自由がなかったんですよ、お金は貯まっていったけどお金ためだけに仕事してんのかなって思っちゃって…

僕は家族がいて、2歳の娘がいるんですけど、家族のことを考えたら“労働時間は減らしたい!でもお金は減らしたくない”っていうワガママな気持ちがあったので、その時、1記事の単価を上げました。

自分の場合はちょうどライターを始めて2年目ぐらいだったので実力も実績もあって、なによりお客さんとの信頼関係があったので、単価を上げることができました。

例えば月収が15万だったら信頼レベル15で、20万だったらレベル20みたいな感じで、やっぱり自分の収入が上がったタイミングっていうのが、自分の書いたコピーで売り上げを2倍、3倍と上げていて、お客さんから認められて、信頼されるようになったタイミングだったんです。信頼を上げれば上げるほど、収入も比例して2倍、3倍に上がっていくんだなと、僕は考えてます。

とは言え、信頼が無いから安いものを提供しようとすると、書けば書くほど、働けば働くほど自分自身をダメにしてしまうので、ある程度の値段はつけた方がいいと僕は思いますね。

山下:値決めはとても重要ですよね、「値決めは経営」って言うぐらいですから。特にフリーランスのかたは安売りしがちなんでね。ありがとうございます。

継続するコツはありますか?

山下:では、継続するコツはありますかということで、2年ぐらいライターしてて辞めたくなったことはありますか?

藤本:全くないですね!

逆に今までは飽き性だったんです。何をやってもうまくいかない、クラブ活動もすぐに辞めるし、本を1日1冊読もうと思っても続かなかったんですが、ライターはまったく辞めたいと思ったことがないです。1日15時間働いても苦じゃないですよね。でも、サラリーマンだったら1日8時間働いたらすごく苦痛なんですよね。やっぱり好きか嫌いかが大切ですよね。

ライティングの仕事でも好きなジャンルと苦手なジャンルがあるんですが。僕は男性なので美容系のエステサロンのライティングをする時は全然わからなくて、1文字も書けないって思ったりして嫌になるときもあるんですけど、逆に自分が好きなジャンルだったら永遠に書き続けられるので、モチベーションっていう概念がなくて生活の一部って感じですね。

朝起きて、歯を磨いて、コピーを書く(笑)

 

旭:ほんとに生活の一部ですよね、それにすごくお客様に求められてるって実感できるんですよね。なのでいいライティングを心がけて、いいアイディアの提案をするので、自分がいいと思うことをどんどんやれるので苦痛じゃないです。

それに、初めて1円でも稼いだ時の感覚は今でも覚えてるんですけど、すごくテンション上がるんですよ!

自分で稼げたっていう感覚を覚えれば、会社に依存しなくても自分の力で生きていけるんだっていう実感を味わえることはすごくいいですよね。なので辞めたいとは思いませんね。

山下:自分で稼ぐ感覚ね!

時間について

山下:では、最後に“時間”についての質問なんですけど、パラキャリ実践者から「どうやって時間管理しているんですか?」ってよく質問されるんですが、サラリーマンしながらライターをしていた時はどう管理していましたか?

藤本:僕は朝9時から夜9時まで大体12時間ぐらい働いていて、帰宅が9時半。そこからご飯とお風呂を済ませたらすぐに寝てましたね。

やっぱり1日働いた後って頭が疲れてるんですよ。その状態でライティングしてもいい文が書けないし、無理して書いても文に出ちゃうんですよね。なので文章書く前に脳を休ませる必要があったので、僕の場合は必ず朝やってましたね。

夜10時に寝て、朝の4時ぐらいに起きて、7時までの3時間だけパラレルキャリアしてましたね。

旭:僕は逆で、朝が苦手って理由もありましたが。帰宅が遅くて、ご飯とお風呂を済ませたら夜の12時過ぎてしまってたので、そのまま深夜の3時まで書くって感じでしたね。

観覧者の質問:そのルールは守れるんですか?朝4時に起きるって守れるのかなって?

藤本:僕は守ってましたね、というのもやっぱりお客さんからお金をもらってやっているという責任感があるので守れました。多分、自分の趣味でお金ももらわずブログをひたすら更新するだけだったら無理かもしれませんね。やっぱり趣味ではなく副業だったことと僕の場合は、1日3時間だったので守って続けれましたね。

旭:僕の場合は書くことが好きなので、守るというより好きなんで楽しんでやってました。

山下:やっぱり好きなことでパラキャリやらないとパワフルになれないですよね。ただでさえ仕事で疲れてるので、好きなことでパラキャリやることが理想ですね。ありがとうございました。

今回は「副業ライターという道」というテーマでライターのお2人をゲストに招いて、ライター目線のパラレルキャリアについてトークディスカッションさせていただきました。ライターは空いた時間でパソコン一つで始められる手軽さから非常に人気が高い副業ですが。しっかりと収益をだすためには時間管理情熱が必要です。ライターに限らず副業をおこなう上で大切なことは「好きなこと」で副業をおこなうこと。

 

好きなことや得意なことがないかたは色々な刺激に出会ってみてください。トークライブreerは毎月東京・大阪で多彩なゲストをお招きして定期開催しております。reerを通してあなたがパラレルキャリアを始めるキッカケがみつかれば幸いです。

なお、UP会員はreer参加費無料、参加できなかったreerは会員限定でフル動画を配信しております。