”価値観”や”思考”を共有できる、不思議だけど、面白いコミュニティ 株式会社TNZQ:金山淳吾 

今年1年間UPにお世話になった方にレビューをしていただく企画

第6回目は株式会社TNZQの金山淳吾社長です。

+IMG_3581

Q UPについては、どのような印象ですか?

A ”価値観”や”思考”を共有するために集まっている。不思議だけど、面白いコミュニティ

凄く不思議なコミュニティだなという印象でした。初めは、何をしたいのか?本当にわからなかったんです。

UPの人たちと接して思ったのは、色んなタイプの人がいるなと言うこと。僕の中では大きく2種類で、1つは、本当に志が高くて、ジョブマッチングや人材マッチングを目指した新しい人との繋がり方を期待している人。もう1つは、そこにいたら何か起きるんじゃないか?という神頼み的な思考の人。実際全員の方と面談したわけじゃないので、どのような方が多いのかわからないのですが、貪欲に何か学びたいという気持ちや、やる気などは皆さん持っているんだなという印象です。そして、恐らくスキルを求めているのではないんだと思います。スキルを学びたいのなら、一人でも学べるところは今の時代たくさんあるので、そっちに行くだろうと。

UPが20年、30年、40年続くと考えた時に、価値観や思考を共有できる仲間が集まっていて、それだけの人脈や繋がりができるのなら、コミュニティとして人が集まっていることにも納得できます。不思議だけど、面白いコミュニティですよね。

 Q パラレルキャリアについてどう思いますか?

A パラレルキャリアは、目的じゃなくて状態。パラレルキャリアになることがゴールではない。

以前トークライブの時も話したかと思うのですが、パラレルキャリアは決してゴールではありません。パラレルキャリアは”状態”であって、それが”目的”には決してならない。僕がやっていた広告の仕事もある意味パラレルキャリアで、車の仕事をすることもあれば、味噌の仕事をすることもある。それぞれに求められるのは、感度や反応力の高さです。UPを見ていると、そこを高められるのかなと思いました。

あとは、会社で一定の役員レベルになると、様々な分野のことを見ないといけなくなります。その擬似役員のような体験を出来ていると、本業でも活きてくると思います。

DSC05656

Q UPメンバーの印象は?

A UPメンバーの明るさは、今の時代に必要だと思います。

UPの人たちって、とにかく”明るい”ですよね!

”明るい”の一言だと安っぽく聞こえるかもしれないですが、これって今の社会を見た時に凄く大事で、何か企画でもイベントでも世の中を巻き込むアイディアを出そうと思ったら、暗い雰囲気からいいものは産まれません。自分達の産み出すものを信じて、ワクワク、ドキドキするからこそ、いいものが産まれると思っています。

本当はほとんどの会社がそうしたい、そうやって働きたいと思うんだけど、色々な事情でそうはならないのが現状。

エンターテイメントの世界にも矛盾があって、自分達の作りたいものやアイディアがあり、それを実現するために仕事をしている筈なのに、予算やノルマ、クライアントの意向とかで自分たちの作りたいものと形が変わることがある。だけど、本当にいいものってそれを突き抜けた先にあって、どれだけ自分たちを信じられるかが大事じゃないかと思います。それだけ突き抜けるものは、沈んだ空気からは絶対作れない。だから、UPの皆さんのように未来志向で明るい人たちがどんなものを産み出すのか楽しみです。企業が本当に欲しい人材もスキルや学歴よりそっちの考え方をもった人だと思います。

Q UPとこれからやっていきたいこと

A まずは、サポートからかなと思っています。僕に出来ることがあれば言ってきてほしい!

正直、メンバーの方全員をわかっている訳じゃないので、まだ今はわからないです。やっぱり、プロジェクトのコアな部分って信頼できる人にしかお願いできない。UPと一緒に何かやったわけじゃないのでまだ何が出来るのかわからないのが正直なところです。僕の経験や人脈で出来ることといえば、UPのメンバーに「こうしたい!」というのがあれば、まずは、それを手伝うというのが良いのかなと思っています。

1つUPの危険性として思うのは、何か頼んだ時に恐らく「できない」とは言わないんだろうなと思います。だけど、それは本当にできるのか?が重要。何が出来て、何が出来ないのか分からないと何を頼めば良いかが見えません。それが見えないと結局、便利使いされて終わります。それじゃ面白くないと思うんです。プロジェクトのコアに一緒に関わっていけるようになれば、もっと可能性や物事の見方が広がるのでは無いかと思います。

皆さんに何ができるか?は、一緒に仕事をしたらすぐわかるので、僕もそこを見極めていきたいなと思っています。

まずは、皆さんのアイディアをブラッシュアップして、そこから出てきたものに関わっていく形がいいのかなと思っています。

Q パラレルキャリアの良い所

A アイディアファーストで思ったことを進められるところが良いと思います。

アイディアが出ても仕事だと会社やクライアントの都合に合わせないといけなくなる。それっておかしくて、本当は誰でも自分のアイディアを形にしたい筈なんです。企業にいるとできないけど、パラレルキャリアなら挑戦できることってあると思います。

せっかくのパラレルキャリアなので、アイディアファーストでまず思いついたことをドンドンやってみてトライとエラーを繰り返したらいいんじゃないかなと思います。初めは、エラーすらできないので。そうやって繰り返していると、そのうち「これは!」と思うものが出てくる。そういうものには、人も金も自然と集まります。そうやって、皆んなが芽を出していいんだ!という環境をUPが作れたらもっと面白くなるんじゃないかと思います。

自分の才能は社会の役にたつ。UPにいることは自分に投資しているんじゃなくて、社会に投資しているんだ。そして、才能を発信せず埋もれさせることは社会悪なんだ!ぐらいの考え方になって色んなことにトライしてみたら面白いんじゃないかと思います。

DSC05666

Q UPに期待すること

A 自分を分析でき
る人が増えてほしいと思います。

「自分は社会にどのような価値をもっているか」「自分の価値をどうやったら活かせるのか」を分析できるような人たちが増えたら面白いなとおもっています。企業の採用で志望動機を書かせるじゃないですか。あれって本当にナンセンスだと思っていて、本当に見るべきなのは”自己分析”の方。自分に何が出来るのか?どんな可能性があるのか?をしっかり考えて分析している人は、かなり伸びしろがあると思っています。表面的な理由で書く志望動機よりも、よっぽどその人がわかる。

UPに所属している人も、なぜ所属しているかを表面的な理由じゃなく、自分自身と向き合って考える。一度全部吐き出して丸裸すれば、次は自分にあった新しく服を着せていく作業ができます。それが出来る人が増えてほしいなと思っています。本質的で未来思考の若者が溢れる場所になってほしいなと思います。

Q 何かアドバイスをいただけますか。

A UPが次のステージへいくために、成果物がほしいですね。

客観的に見て、UPが次のステージに行くために、「これが産まれた」と言える成果物があえばわかりやすいのかなと思います。

それは、プロジェクトでも何でもいいと思うのですが、例えば、UPがきかっけで起業する人が出てきたり、新しいビジネスが生まれたりすると、それを発信していくことで次のステージにいけるのでは無いかと思います。

対談:UP=Unlimited Potential(無限の可能性)について

金山

「UP=無限の可能性」って名前は凄くいいと思うよ!起業名をもっと発信していってもいいかもしれないよね!

UPというコミュティがあって、そこで”経験”や”体験”を共有する。職種も生き方もバラバラだけど、集まって共有して色々交わることで、新しいものや価値のあるものが生まれる。そこには、無限の可能性が広がっているって意味だよね?会員の方もUPが”自己投資の場所”という認識じゃなくて、”無限の可能性に出会える場所”って認識になると面白いよね!

山下

ありがとうございます。まさにおっしゃる通りで、僕は今の世の中「人とのご縁」が全てだと思っています。

金山さんが言われたように、価値観を共有できる人がこれだけ集まっていて、出会うことができる。そこに無限の可能性を感じてくれる人が増えたらいいなと思っています。

金山

「一般社団法人」にしているのには何か理由があるの?

山下

UPを法人化したいと思って何にするか考えたんですけど、今の会社法に照らし合わせた時にピンとくるのが無かったんです。株式会社だと「会員を増やしてサービスを提供する企業」になるイメージしかなくて、NPOだと「慈善活動」のイメージでした。どちらもUPの目指す形じゃないので、仕方なく一般社団法人になりました。

金山

カヤックみたいに「面白法人」とかつけてみてもいいんじゃない?笑

法律上は株式会社だけど、見た目だけでも変えてみるとか。

あのやり方は面白いと思ってて。「面白法人」って名乗ると「面白いこと」に興味ある人しか寄ってこなくなる。自然とターゲットが絞れるし、「自分たちは面白いことをするんだ!」ってメッセージも発信できる。

山下

たしかに。検討します!

金山
来年のビジョンとかってある?

山下
今借りてる事務所の契約が7月に終わるので、場所を移転したいなと思っています。UPメンバーが集まれるコワーキングスペースを併設して、集まりやすい場所を作りたいと思っています。

金山

UPの会員は、これから増やして行く予定?

山下

UPの会員を増やす活動というよりは、パラレルキャリアを世の中に発信していくことで、自然と増えたらいいなと思っています。

DSC05667

プロ意識

仕事をしている以上、プロ意識は絶対に必要だと思っています。

僕が思うプロの条件は「パフォーマンス」「トレーニング」「周囲の反応」

「パフォーマンス」は分かりやすく言うと「成果」です。

「トレーニング」は、最高の成果を出すための「勉強」や「努力」。

「周囲の反応」は、エンターテイメントの業界だと、どれだけ周りを「楽しませる」か。

この3つを高めていくことがプロの条件だと思っています。

社会人になると「トレーニング」をしている人が圧倒的に少ない気がしています。UPにいる人たちは「トレーニング」に関しては、積極的にしてる人なのかなと思います。UPで得た経験や知識を本業に生かし、パフォーマンスをあげていく。その可能性がある場所だと思います。そんな人が何百人集まっていて、それを共有し合うだけでも凄いことだと思います。

自分がやっていることや、できることにプロ意識をもって取り組むだけで、どんどん変わっていくと思いますよ。

取材協力企業

DSC05656株式会社TNZQ

代表取締役社長:金山淳吾様